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「地形図」「水域図」に等高線の標高数値と標高点を追加

[地図]  2012年8月17日
いつもYahoo! Open Local Platform (YOLP) をご利用いただき、ありがとうございます。
地図設計チームの廣瀬です。
YOLPで提供している地図のうち、「地形図」および「水域図」に、等高線に標高数値と標高点を表示する、などのバージョンアップを行いましたので、その内容についてご紹介したいと思います。

等高線の標高数値と標高点

「地形図」と「水域図」のバージョンアップを手軽にご確認いただけるように、YOLPを使ったサービス「Yahoo!ロコ-地図」を使ってご説明します。

まず、「地形図」および「水域図」を表示させる地図の種類を選択する操作ですが、「Yahoo!ロコ-地図」の地図右上の[地図▼]ボタンをクリックしてください。すると、図のように地図の種類を選択できるようになっています。
その地図の種類で「地形図」または「水域図」を選択して地図を表示させると、等高線がある縮尺では、等高線の標高数値が表示されるようになりました。

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「Yahoo!ロコ-地図」の地図の種類の選択画面(地図右上の[地図▼]をクリック)

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図 等高線の標高数値、地形図「富士山」 [地図]

等高線は5本に1本、少し太くなっており、これを「計曲線」と呼びます。計曲線には標高数値を表示しています。(ちなみに、その他の細い等高線は「主曲線」と呼びます)

また従来、著名な山についてのみ▲記号と標高を表示していましたが、縮尺のスライダー表示でいう「町」と町より1つ上の縮尺には、山の小高いところや道路上の点の標高数値を新たに追加しました。
これらの点は「標高点」と呼んでいます。

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図 標高点の標高、水域図「高尾山」 [地図]
   赤○が標高点

等高線の間隔や標高数値、標高点が表示されている内容を、縮尺(目盛)ごとに整理すると次の表のようになります。

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これまで地図上ではある地点の高さがわかりにくかったですが、これで判読しやすくなったかと思います。
なおYOLPでは、ある指定地点(緯度経度)の標高を取得する「標高API」を用意していますので、詳細はこちらをご覧ください。

「標高点」ってどんなところ?

さてこれらの標高点は、国土地理院から提供されている「基盤地図情報」の全国で約50万点からなる標高点のデータを利用しています。
元は、地形図を図化する工程の中で計測した標高や、現地で測量して求めた標高などが含まれており、等高線を編集する過程でも必要になります。

また標高点の中には、国土地理院が測量の基準として設置している三角点も含まれています。

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写真 国土地理院の三角点の例
(地表面に出ている標石はわずかですが、地中の礎石はかなり大きく重さは60kgにもなるそうです)

三角点は位置の基準となる大事な施設なので、写真の中の立て札にも記してあるように、見つけても大切にしてください。

地形図の陰影(レリーフ)表現の更新

「地形図」「水域図」の等高線の標高数値と標高点の表示のほかに、このたび詳細図の地形の陰影(レリーフ)を一部の地域について更新しました。
今回更新したのは主に河川沿いの地域になります。
10m間隔の標高データから、レーザー測量による5m間隔の標高データを使用した陰影表現(レリーフ)に更新しました。これまでは何もなかった河川付近の細かな堤防の表現などが見えます。

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図 更新前の「地形図」


図 更新後の「地形図」の地形表現 (地図 - Yahoo!ロコで見る

ちなみに更新後の「地形図」のほうは、Yahoo!スタティックマップAPIを利用して地図を表示しています。
以下のように、サイズや地図のデザインを指定して地図を表示できます。
http://map.olp.yahooapis.jp/OpenLocalPlatform/V1/static?appid=【あなたのアプリケーションID】&lat=42.769346646297635&lon=143.13734050259956&z=17&mode=map&width=520&height=480&pointer=off&style=base:topographic 今年の7月も九州を中心に大雨による被害がありましたが、これらの情報が少しでもお役に立てれば幸いです。

以上、等高線の標高数値など地形表現のバージョンアップについてご紹介しました。
今後ともYOLPをよろしくお願いいたします。
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