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YOLP紀行 静かに時を止めた鈴鹿山麓の隠れ里 ~入谷・落合・向之倉~(後編)

[地図]  2012年11月1日
いつもYahoo! Open Local Platform(YOLP)をご利用いただき、ありがとうございます。
地図編集チームの近藤です。

今回は前編に引き続き、鈴鹿山麓の廃村めぐり後編をお届けいたします。

後編のルートです ※地図をクリックすると Yahoo! ロコ - 地図 へジャンプします
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静寂に包まれた廃村 落合

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廃村落合の日本家屋
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狭い谷間の車道沿いに10軒の廃屋が建ち並んでいますが、廃村になってから日が浅く、家屋の傷みもそれほど進んでいません。
集落奥の右手が蓮休寺です。前編でご紹介した入谷の了眼寺と比べるとあまり手入れがされていないので痛みもあり、今では旧住民が集うことも少ないと思われます。
分岐を左に、左手に落合神社、右手に廃屋のある狭い車道を少し歩くと右上が広い空き地となっています。ここは多賀小学校霊仙分校が存在していた場所です。今では建物は無く石碑だけ残る侘しい場所となってしまいました。

落合はこちら



山腹の辺境 向之倉

さて、廃村落合をあとに、今回最後の廃村・向之倉に向かいます。
河内風穴のある河内集落を通過して10分ほど戻り、左手の権現谷にかかる橋を渡って山腹の道を車で登っていきますが、ここは落石もあり気の抜けない道です。標高差300mほど登ったら車道の終点に小さな小屋が見えてきます。
この地が廃村・向之倉で、このような辺境の地に集落があったとは驚きです。

廃村向之倉に残る倉
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昭和50年代後半に廃村になったようですが、すでに家屋は倒壊、撤去されておりわずかの残骸しか残っていません。
車道から続く歩道を歩くと、道の両側は石垣が続き、集落があったことがわかる痕跡をとどめています。
木立が茂る薄暗い道をなおも登るとかなり上まで石垣が続いています。昼でも薄暗い場所なので、かつては15軒ほどの住居が立ち並んでいたのが不思議なくらいです。
この地は急な山の北斜面で日当たりが悪く住環境はかなり良くないのですが、それが廃村化を早めたようです。
車道終点まで戻り、左手の高台へ登ると樹林に囲まれた民家の跡地に出ました。すでに住居は無く倉だけ残っています。扉は壊れ、家財道具が散乱していましたが、倉は造りがしっかりしているので住居は消滅した後も長年残るようです。

向之倉はこちら



廃村・向之倉をあとに山腹の車道を県道17号まで戻り、名神高速道路の彦根ICに向け帰途に着きました。

参考タイム
名神高速・彦根IC(25分)河内集落・河内風穴(車5分・徒歩5分)廃村・入谷(5分)廃村・落合(15分)廃村・向之倉(15分)県道17号(10分)名神高速・彦根IC

注意
  • ここに紹介しました権現谷沿いの県道ルートは土砂崩れなどで通行止めが多く、事前に土木事務所などで調べておく必要があります。(迂回路はありません)
  • また、道は非常に狭く、対向できない箇所もあり、集落内では民家すれすれに車道が設けられているので車の運転には慎重さを要します。自己責任において走行してください。
  • 廃村の家屋は所有主があるので、むやみに立ち入らないようにしてください。
  • 冬期は積雪が多く、現地の車での走行は困難であるので控えてください。

(2012年10月訪問)

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